ここ数年は毎年1本程度リピートしてこのブログに感想を書きたくなる映画があって、どうやら今年はそれが劇場版『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』であるようだった。
「今世紀最強のスポ根映画はこれに決まった」といった内容で最強だった。
この記事を書いている時点では2回しか観ていないが、特典が切り替わるたびに劇場に足を運ぶのだろう。
今のところの感想をざっくり記録しておく。
※普通にネタバレあります。
最強のスポ根
競馬をモチーフにした作品なのでレースの勝敗を軸に話が展開されるのだけれど、構成はとにかくシンプルで、熱いレースとその幕間を繰り返すだけになっている。
しかしその構成がとにかくソリッドで息を付く間もない。それでいてキャラクターの魅力も描ききっている。
最強としか言えない。
「どうなるか分かっているはずなのに」レース毎に心臓をグッと掴まれるような感覚があった。
レースに向けての話の盛り上げと、画と、音と、全てが調和していた。
まぁ、美少女IPとして分かりやすい可愛さ成分は足らない気がしなくもないが……その辺は特に求めていない(他所で摂取すればよい)ので、最強成分のみを摂取できる良い体験だった。
特に印象に残った場面
余談だけれどガンダムのモビルスーツではヅダがかなり好きです。
なお、読んでてのハイライトはタキオンの自己評でヅダを連想した瞬間でした。俺どんだけヅダ好きなんだろう。
— 光電/7474 (@koudenpa) 2024年6月3日
原作ものとして
この映画には、史実の競馬、ゲームウマ娘、2つの原作があると言える。
この原作の活かし具合が素晴らしいと感じた。
史実のレース結果を元にキャラクターの挑戦と挫折、そして復活でコテコテのスポ根を描き、ここからは明確に史実とは変わっていく! ところで希望とともに幕引き。
自分はこれを「続きはゲームでやってくれ」と受け取ったので、全然興味の無かったゲームをインストールして少しプレイをしている。販促として完璧なのではないか?
最後のライブで明確な序列、センターを設定していないのも良いと思う。
競馬はルールと超有名馬の名前くらいは知っていた。アニメ1期は何となく見ていた(競馬版スーパーロボット大戦だなって感想だった)。ゲームはどういうものか程度かは知っていた。タイムラインに芝々二次創作が流れてきていた。程度から一気にほぼ両足を沼に引きずり込まれた感がある。
ちょっとずつ拡充している。
— 光電/7474 (@koudenpa) 2024年6月4日
159cmと163cmという数字以上の差を感じるのは何故だろうか。 pic.twitter.com/ohXiYn817p
歌
映画の内容と最強に調和している。
特にPRISMATIC SPURT!!!!は良い。活力と希望に満ちていて良すぎる。
暫く仕事のBGMはこれだろう。
プリズム
キービジュアルにも描かれていて劇中でも印象的に使われている小道具*1が輝く様だったり、キャラクターが限界を超える際に放つ光*2だったり、虹色が印象的な作品となっている。
が、どうにもスマホゲームとしてのウマ娘のガチャ、課金要素が連想されて*3何だかシュールな面白さがある。
U~ん、ガチャ引いてくるか。
つぶやきメモ
以下つぶやきメモ。
- 1週目
ウマ娘観た。これすげえクオリティ高い映画やなあ。エンディングの入り完璧やろ。ゲームやってみようかなぁって気になるもん。すごい。
— 光電/7474 (@koudenpa) 2024年5月25日 - 2週目
ウマ娘極音とても良かった。
— 光電/7474 (@koudenpa) 2024年6月1日 - 3週目
ウマ娘は字幕で観たのだけれど、字幕見ないと分からんセリフはほぼなかった。分かりやすさに全振りしてるってことなんだろうな。
— 光電/7474 (@koudenpa) 2024年6月8日
なお、週替わり特典目当てで行ってる側面があるはずなのに、特典の小袋は無くした模様。アホか? - 4週目
ウマ娘MX4Dで観た。
— 光電/7474 (@koudenpa) 2024年6月16日
アトラクションとしては面白かったけれど基本的には普通の鑑賞のほうがいいや。疲れるし。ウマ娘映画ホントクォリティ高い。何度みても良い。
— 光電/7474 (@koudenpa) 2024年6月16日
全要素が良いけれど、特に表情の作画はマジで凄い。生身の役者には絶対にできない崩れた画で極限の感情を魅せてくる。
アニメ作画の極みでしょ。凄すぎる。
一番刺さってるのは皐月賞ゴールの瞬間のタキオンです。そんな顔すんなよ…… - 5週目
今週のウマ娘は立川立飛の轟音にしてみた。
— 光電/7474 (@koudenpa) 2024年6月22日