これ。
仕事では負荷傾向を眺めるのに主にMackerelを使っている。
担当しているサービスはピークタイムの負荷傾向に曜日による差が結構ある。この時「何曜日の負荷が高いのかなぁ」のようなことを眺めたいと思ったときに、単にメトリクスの表示期間を1週間にすると、まさに見たいピークタイムの数値をいい感じに見ることができない(期間を長くするとメトリクスの数値が均されてしまう)。
そんな時にはカスタムダッシュボードに式グラフで1日前とか1週間前とかのメトリクスを重ねたグラフを配置して眺めている。
こんな感じに寄って見て、細かい数値で比較できる。
式グラフの式は、特定のホストメトリックを一定期間ずつtimeShift
してalias
をつけているだけ。
1d
なら1日ズレる、7日ズラせば1週間分見られる。週ごとに見たいなら1w
にすればよい。
group( alias( host(hostId,loadavg1), 'now'), alias(timeShift( host(hostId,loadavg1), 1d), '1d ago'), alias(timeShift( host(hostId,loadavg1), 2d), '2d ago'), alias(timeShift( host(hostId,loadavg1), 3d), '3d ago'), alias(timeShift( host(hostId,loadavg1), 4d), '4d ago'), alias(timeShift( host(hostId,loadavg1), 5d), '5d ago'), alias(timeShift( host(hostId,loadavg1), 6d), '6d ago'), alias(timeShift( host(hostId,loadavg1), 7d), '7d ago') )
式グラフの使い方として、あるメトリクスをtimeShift
して重ねて表示するのは素朴に便利だと思う。
社内で「こんな風に見てる」って共有したら「へー便利(こういう使い方は)知らんかった(思いつかんかった)」って感じだったので、パブリックインターネットにメモした次第。