サンデーうぇぶり でマンガを読んだ時に共有機能からつぶやくとそう入力されている。
言葉を話す魔物、素晴らしい定義付けだ。たまらん。
— 光電/7474 (@koudenpa) 2020年8月26日
「葬送のフリーレン」が面白い! 第14話 言葉を話す魔物 #サンデーうぇぶり https://t.co/IQBAY6CJMG
ここしばらくは毎週一言感想を付けているようだ。
こんなに連載漫画が楽しみなのは久しぶりで「早々に読みたい」「ネタバレは嫌だ」といった気持ちからサンデーを定期購読するに至った。
そんなときに「#はてなブログで教えて キャンペーン」なるものが始まったので「ひとつ #わたしのおすすめマンガ2020 にエントリーしてみるか」と思った次第だ。
例で既に挙がってるけれど気にしない。被ったって良いのだ。
ノルマ
さて、まずはレギュレーションではないがスポンサーに媚を売っておこうか。グッズが欲しくないわけじゃないからね。
きっかけ
葬送のフリーレンに触れたのは作者のPRツイートがTwitterのタイムラインに流れてきたことがきっかけだ。
勇者の死後も生き続ける、エルフの魔法使い。1/18 pic.twitter.com/rWVQENyzTX
— アベツカサ (@abetsukasa) 2020年8月18日
数分後にはKindleで単行本を買って、数十分後にはサンデーうぇぶりで読める分を読んでしまった。
以来、毎週水曜日の掲載を楽しみにする日が続いている。
好みの入り口と切り口
ドラゴンクエストやロードス島戦記に触れてから、ずっと剣と魔法のハイファンタジーが好きでいる。
昨今はそれらを源流に持っている異世界ファンタジー作品は溢れているけれど、いわゆる正統派ファンタジーを見かける機会は少ない。
そんな中で、素朴な剣と魔法のハイファンタジーで、世界を救った英雄*1を主人公に据えた作品を見かけたら喜んで読んでしまうだろう。
好みの見せ方
世界観の語り口、そして様々な対比構造の見せ方が特に好きだ。魅せ方と言ってもいい。
物語の中でここはどういう世界なのか? が少しずつ語られていく。これがいい。説明されるのでなく感じられてとても心地いい。
説明する地の文は殆どない。時間の経過と場所の説明程度だろう。描かれていることが全てだ。
フリーレンは長命種族で、この物語が始まるまではあまり価値観が変化することがなかったようだ。そんなフリーレンがものの見方を変えていく様が作品の主題の一つであると思う。
フリーレンの変化は様々な対比で強調されているように感じる。自身の過去と未来、師匠と弟子、変化していくフリーレンと恐らく変化がないだろう魔族、この対比を見ていくのがとても楽しい。
サブタイトルがタイトルとなった回で、『葬送』を示す意味が大きく変化するだろうことが示唆されていたのだけれど、これにはゾクゾクした。
葬送って字の意味するところが変わっていくのか。良すぎる。
— 光電/7474 (@koudenpa) 2020年9月22日
「葬送のフリーレン」が面白い! 第18話 不死の軍勢 #サンデーうぇぶり https://t.co/WIvA0vrqXf
あらゆる見せ方が好みで完全に虜になっている。
これから
久しぶり*2にその作品のために雑誌を買うほど楽しみな作品に出合えた。
これからもフリーレンが新たな一面に気づいていく様を見守っていきたい。
この記事は今感じている好きを記録しておきたかっただけのものだけれど、そのくらい好きな作品はもちろんおすすめマンガです。