この記事は株式会社はてなでのスピーチ向けに書きました。
プラモデルをカジュアルに作るのが好きです。
主にバンダイやコトブキヤのキャラクタープラモデルを特別な手順なしに組み立てています。 (サイズの小さめなガンプラやフレームアームズガールが主)
おりしも昨日は社内のガンプラソンでした。
このプラモ(レジェンドBB)はパーツを手でもぎ取ることができる自分が一番好きな形のプラモです。とてもお手軽で最高です。
組み立てるのに特別な道具が必要ありません。
同じ形のプラモは低年齢向けのプラモデル、特に食玩に採用されています。
さて、今日はプラモデルのゲートの話をします。
プラモデルは溶けたプラスチックが金属製の型のランナーを走りめぐってゲートを通ってパーツに溜まって形作られます。
ゲートは大事な存在で、幾つかの形態があります。
- ①ランナー記号
- ②ランナー
- ③パーツ番号
- ④パーツ
- ⑤ゲート ← ここ
- ランナーとパーツを繋いでいる部分
一般的なゲート
普通のゲート
普通のゲートです。
アンダーゲート
普通のゲートがパーツの側面でランナーと繋がっているのに対して底面で繋がっているゲートです。 側面は完成後に見える場合が多いのですが、底面は見えない場合が多いのでゲートを切り取った後が見えて欲しくないパーツに使われます。 例えばメッキパーツやクリアパーツです。
(裏の写真があれば分かりやすいのですが、手元にアンダーゲートのキットが見当たらなかったので、表だけれどアンダーゲートの写真です)
バンダイのゲート
ここからはバンダイのプラモデルのゲートです。プラモデル業界でも日本は既に後進国などと言われることもあるのですが、そうした論調でもバンダイは例外と言われるほどバンダイのプラモデルのテクノロジーは凄いです。その一端がゲートにもあります。
クサビ型ゲート
パーツとの接続面が狭いゲートです。 単にパーツを切り取って組み立てるだけ、なモデラーにとってはゲート跡が小さくて目立たないのでありがたいです。
タッチゲート
クサビ型ゲートより更に小さい面積でパーツに繋がっていて、更に接点の周りが丸くなっています。
パーツを手でもぎ取れます。
低年齢向けのプラモデル、特に食玩に採用されています。
冒頭にもお話しした通り、一番好きなゲートです。
タッチゲートのパーツをドンドンもぎ取ってパチパチ組み立てているとなかなかいい感じに気分が上がっていきます。
興味が湧いたら皆さんも是非どうぞ。
バンダイのプラモデルは安くて作りやすいので特におすすめです。