NuGetは.NET向けのパッケージ管理ツールで、事実上C#言語向けのライブラリが取り扱われていると考えれば良い。
現状の.NETにはざっくりWindows向けの.NET Framework、クロスプラットフォームの.NET Core、それら共通のAPIである.NET Standardがあり、新規に何かしらのライブラリを作成するのなら.NET Standardで作成しておけば概ねどのプラットフォームの.NETアプリケーションでも活用できる。
関係性はMSDNの記事(.NET Standard - .NET Core と .NET Standard の分かりやすい解説)にもまとめられている。
というわけで、先日Mackerelアドベントカレンダーで試していたApp MetricsのメトリクスをMackerelの投稿するReporterをパッケージに切り出した。
- リポジトリとパッケージ
まだ切り出して独立したパッケージになっただけで、メトリクスのフォーマットや、投稿にまつわる機能も弱々なので、暇を見て自分がホスティングしているアプリケーションからのレポートをできるくらいにはしたいと考えている。
とはいえ、まずはNuGetパッケージデビュー成功。
作成、公開にあたっては以下のドキュメントを見れば良い。プラットフォーム毎にページが別れているが、.NET Standardのページへの誘導リンクはページにあるようなので、そちらを当たるべし。
npmやNuGetパッケージを公開してみて、使われるかどうかはともかく、公開すること自体にはそれほど敷居の高さがないと感じる。
皆さんも是非どうぞ。