葬送のフリーレン、面白いですよね。アニメ化に伴って立体物展開も行われていて嬉しい限り*1です。
さて、ヒンメルと言えば各地に自分の像を立てさせまくったことが特徴です。原作第3話「蒼月草」がイチオシエピソードであることもあり、ヒンメルフィギュアを調達したら銅像版にしたいと思っていました。
なので銅像にしました。
先だってTwitterにはつぶやき済だったので、これは「一応ブログに記録しておこう」位の記事です。
※「蒼月草」のネタバレあります。
祝ヒンメルv2
— 光電/7474 (@koudenpa) 2024年3月26日
というわけではないが、ヒンメルフィギュアを調達したら銅像版にしたいと思っていたのがとりあえずできた。
葬送のフリーレン
Desktop×DecorateCollections
“ヒンメル”https://t.co/kBi2bkRQQ6
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さびカラー(青銅色・青さび)https://t.co/42fVqEdzKH pic.twitter.com/OKfbadOHzA
どうするか?
ヒンメルフィギュアはまぁ複数出るだろうなと思ってました。人気投票1位でしたし*2。
なので、安価に調達できて失敗しても懐が痛まないプライズフィギュアのどれかをリペイントしようと思ってました。
想定通り、ちょうどいい感じのをセガが作ってくれたので、それにしました。
葬送のフリーレン Desktop×DecorateCollections “ヒンメル”
問題はどういう銅像にするかの色と塗料で、これは結構悩んでいました。
まず、エピソード蒼月草では「古びて錆びた状態」そこから「銅像の錆を綺麗に取る魔法」で「錆を取って綺麗になった状態」さらには「花冠を被った状態」があります。
デフォルメフィギュアでは花冠を被った状態が再現されていて大層よいですね。
自分はこのエピソードでのヒンメル像の変化は「青錆が浮いてる」→「綺麗な金ぴかの青銅色になる」→「そこに蒼月草の差し色が入る」だと思っていたのだけれど、アニメでは「青錆」→「青錆」→「蒼月草」だったんですよね。
銅像の錆を取る魔法は青さび取ってキレイな金属色になって劇的ビフォーアフターだと思ってたので、アニメのそれは結構残念だった。
— 光電/7474 (@koudenpa) 2024年3月26日
蒼月草の青もそのほうが映えるじゃん。
ってビフォーアフターの写真撮ろうと思ってたのに。ホントアホ。
なので、当初は適当にカッパーのスプレー吹いて終わりにしようと思っていたのだけれど「アニメにない色にしてもなぁ?」という気持ちになってきて、青錆色にしようと決めました。
で、じゃぁ青錆色にするってどうすりゃいいねん? って色を探していたら「実際に銅を錆させる」というアグレッシブな塗料「さびカラー」を見つけてしまったので、それを使ってガチ青錆を生やすことにしました。
どうしたか?
多少造形を前工作!
- 目と眉のモールドが無いので適当に掘る
- プライズフィギュアは基本的にその辺のモールドは無いが、単色にすると目がなくなっちゃうのでこれはやらないといけない
- 前髪がエアリーなのでペタンとさせて銅像っぽくする
- 他の部分もそれっぽくしようかと思ったけれど、そんなにガチにやる時間*3も気分もなかったのでしなかった
塗る!
- 下地統一にVカラーのフラットブラックを吹く
- 面倒くさいので塗装を剥がしたりはしてない
- さびカラーの金属塗料を塗る
- さびカラーの青さび発色液を塗る
- 台座は適当にドライブラシ
完成!
目を少し彫って、Vカラーを下地代わりに吹いて、さびカラー塗った。
— 光電/7474 (@koudenpa) 2024年3月26日
さびカラーは金属色を塗ったあと、さびさせるって段取りなんだけど、金属色を塗った状態の写真が無かった。アホか? pic.twitter.com/P22Z23snHu
所感など
なかなかいい感じに銅像っぽくなったんじゃないかなぁ、と思います。
模型(リペイント?)的な面では、今回使った「さびカラーセット 青銅色・青さび 」は青銅色っぽく見せるためにか金属塗料に青緑色の顔料が入っていて、ガチナチュラルな青錆色ではなく顔料の色が出てます。自分の好みと「ガチ青錆を生やす」という目的には顔料が入っていない(色が違うだけで入ってる?)「黄銅色」か「赤銅色」の方が良かったのかなって感じはしてます。
あと、Vカラーの上からだと不通にハゲる。のでそういうの気にする人は下地塗った後プライマーした方が良さそう*4。
とは言え、ほぼ狙い通りの仕上がりになったので大満足でした。
ヒンメルフィギュアにさびカラー、いいよ!