前回からのつづきです。
半年後位にまた履歴が増えていても笑っていたいです。
半年ではなく一年ではありますが、増えました。あっはっは。
記憶が新たなうちに所感を記録しておきます。
転職エージェントに声を掛けられて、IoT要素でチャレンジングなことをしたい、どうせなら給与も欲しいと思って転職しました。
主にIoTを絡めたコンサルティングを行っている部門の技術的な支援や、社内外の実証実験などの比較的小さめのシステムの実装を行って一年を過ごしました。
特に名前が出ているアウトプットは無いのですが、ウフルの名前で発信されているいくつかの実験的企画に先述の形で関っています。
要素技術と雑感
キーワードとしてはAWS IoT Core全般、Kinesis Data Firehose、Node-RED(ウフルが持つenebularの主要素)、Raspberry Pi、BLEビーコン、辺りが主でした。 (Blog記事にNode-REDが出てきていたのはこの辺のお勉強も兼ねてでした)
全般にAWSを使うことが多く、AWS IoT Coreを核としたデバイス接続とデータ収集の典型的な構成ノウハウは相応に得られました。
enebular、Node-REDを活用してデバイスを操作する都合上、Node.js(JavaScript)が主な開発言語で、AWS Lambdaはもちろん、Raspberry Pi上でBLEデバイスと通信する(サービスの一覧を取って、特定のサービスにリクエストする程度)ような、比較的低レイヤな実装を行う機会もあり興味深かったです。 (デバイスプログラムと言えど、ソフトウェアエンジニアが開発する言語はC系に留まらない)
しかし、自分の力不足もあり自社ソリューションを生かした『これだ!』と納得と確信を得られる仕事は出来ていなかったのが正直なところです。
特に消化できなかった点として、デバイスのセキュリティとファームウェアアップデートがありました。
その点、Azure の Sphereが全面的にフォローしており、IoTという分野では『これを活用したシステムを構成してみたい』という思いが残念として残っています。
次の会社へ
11月から4社目で働きます。
正直働いてみるまでどうなるか分からないのですが、楽しくエンジニアリングしたいなぁ、と思っています。 (去年からのコピペ)
エンジニア定年を迎えて、そろそろ『開発だけしていればいい』という感じではなさそうなのですが、歳を取ってきて実際ITは開発だけではよい価値が出せないという実感も得ているので、そういった感覚が老害ではなく年の功となるように振舞っていければよいな、と思う次第です。