たまにWebアプリケーションエンジニアの新卒・中途採用の面接を担当することがある。
そんな時に何を見て合否を判断しているのか? 本音に迫った。
自分が何を考えて採用周りの仕事をしているのかの整理と、多少は他人の参考になるかも? の一石二鳥を狙っている。
尚、ビデオチャットツールでのリモート面接です。
n=1のWebアプリケーションエンジニア面接攻略
面接では基本的に「一緒に仕事をできそうか?」を見ている。社内にマニュアルは用意されているが、それに加えて以下のようなことを考えて面接している。
- 質問したことに答えてくれるか
- 一緒に仕事をするにあたって、こちらの意図を理解して回答できる程度の意思疎通能力が必要となる
- 下調べをしているか
- 面接を受ける組織のことは知っておかれたい
- どういう事業、技術スタックで仕事をしているのか、それらに自分がどう寄与できるのか
- 仕事にあたっても、例えば相談時に何も知らん状態ではなくある程度下調べしてから話を持ってきて欲しい、のような話でもある
- 文化・風土に合いそうか
- 知らない要素技術について聞かれても答えられるか
- 知らなくても別に良い
- 単に別の要素技術について質問をするだけ
- しかし仕事をしていくには無限に知らないことと向き合わなくてはならない
- これとどう付き合う人なのか
- その場でググってそう、類推を回答、素直に知らん回答、など何でもよい
- 知らなくても別に良い
そしてもちろんどのようなWebアプリケーション開発関連の技術を持っているのかを聞きたい。関連する面白エピソードは特に歓迎したいところである。
攻略するほどのものではないかもしれない。
面接は採用側が一方的に判断するものではないので「お互いに一緒に仕事をできそうか?」を喋る場にしたいと思っている。
付録(書類選考攻略)
この記事を書いている現在、書類選考を担当していないが「自分が見るなら」という基準だと、以下の要素をいくつか満たしていれば通過させてしまうだろう。
- 何らかのIT資格取得
- 独自性のあるアプリケーションのリポジトリ
- 何かしらの独自の実装をしているアプリケーションを完成させた実績は強い
- 実際に動作するURLや配布ページがあると尚可
- 読んで面白い発信
- ぶっちゃけこの記事が加点になるかというと、、、見る人によっては怪しいが、自分が見るとこの位の緩さの記事でも加点になる(見られたら減点になりそうな記事は下書きで眠ることになる)
- よくまとまっている仕事の実績
- 単に担当したプロジェクトや要素技術が並んでいるより、具体的に何をしたのかが分かるとよい
- 社内の人事評価時にはSTARフレームワークで書かれていると評価しやすい、のような話はある
ん~~~? STARフレームワーク??? もうこのAmazonの面接準備を参考にすればいいんじゃないか? それが間違いない。