鎧の魔槍はダイの大冒険劇中でラーハルトとヒュンケルが装備する武具。
槍の鞘が鎧に変化するというファンタジー作品ならではの性質に加えて、全身に隠し武器が仕込まれている。
これが設定のみならず、漫画の演出でとても効果的に用いられている。単なるつよさ以外の部分でとても魅力的な装備なのだ。文字や台詞ではなく画で魅せてくる。
最高だ。
フィクション世界で固有の武具が出てくる作品は無数にあるけれど、設定上すごい、見た目(攻撃シーケンス)がカッコいい、以上の形で、画で装備が魅力的に描かれる作品は少ない。
鎧の魔槍には他の武具にはない魅力が詰まっている。
緒元
よろいのまそう * こうげきりょく 85 * しゅびりよく 80 * デイン系以外の魔法やブレスのダメージを軽減する
改修後はこうげき、ぼうぎょそれぞれ+5
連載当時のドラクエ3~5の武具と比較すると、特に防御性能が突出している*1。
実用
具体的にどのように使われたのか列挙しておく。
改修前
- 手甲を投げる
- 盾をブーメランとして投げる
改修後
- 胸の牙を手裏剣として投げる
- 盾をブーメランとして投げる
- 手甲と胸の牙で十字を形つくる
- 手甲を剣として仲間に渡す
これらがどれも作中で意味のある動きとして自然に行われる。
最高だ。
改修後の使われ方はアニメで今後楽しみなところでもある。
是非とも注目してみて欲しい。