仕事の便宜上11月からMacBook Pro(2017年のタッチバー無しモデル)を使い始めた。
20年以上WindowsPCを使ってきて、初めてのMacだ。
正直、ChromeとコマンドラインコンソールとVSCodeがあればどうにでもなるだろう。と考えてのことだったが、実際大まかなところではそんな感じだった。
Linux系のコマンドラインを操作できて、Windowsにしかないアプリケーションに普段依存していないようなら、それほど違和感なく作業できると思う。
とは言え、いくつか戸惑いもあったのでそれを書いておく。
タッチパッドに幻想はない、マウスを買え
WindowsでGUIをメインに操作していた人間は迷わずマウスを接続した方がいい。
自分が持っていたITソフトウェアエンジニア像では、MacBookをマウスなしで操作している感じがあったので、当初マウスなしで作業していたのだが、これは失敗だった。
作業効率が相当落ちていたと思う。こまごまとした操作全般の速度が相当に下がっていた。特にテキストなどの範囲選択が上手くできない。
マウスなしでいい感じにMacBookを操作しているような人間は、そもそもポインティングデバイスをあまり使わない人種だ。
自分のようにショートカットをほとんど使わずGUIで殆どの操作を行っているような人間がタッチパットでそれを行えるわけではない。
マウスなしでやってみようと思った結果得たものは右手首の痛みだけだった。辛い。
アプリを起動してもウィンドウがない? メニューを見ろ
これは全然知らなかったのでびっくりした。
スクリーンショットを取りたくてプレビューというアプリケーションを起動したのだけれど、見た目上何も変化がない。
? と思ってググったところ、メニュー上で起動しているようだった。 GUIのウィンドウがないアプリケーションもあるようだ。
いつの間にか『1』が入力されている? 慣れるしかない
Macに『全角/半角』キーはない。WindowsでIMEのモード切替には『左上を押す』という操作が染みついている自分がMacBook Proを使うと何故かサイズが大きな『1』キーが押されていることが多く、必然的に画面上にも『1』が登場することに。
これは慣れなのでそのうち頻度は落ちていくと思う。
が、自宅ではWindowsなので、相互に入力ミスが発生しているのが現状だ。
これでUSキーボードなど使い始めた日にはいったいどうなってしまうのだろう。
所感
大して書くことはなかった。
道具は大事だと思う。
ITを仕事や趣味にしている人間にとってコンピュータは大事な道具なので、使いやすいものを選ぶのが良いはずだ。
惜しみなく投資しよう(半年近くノートPCの新調を悩みながら)。