PCが修理中で暇かつ、なんぼか Raspberry Pi 3 上の Windows 10 IoT Coreを触ったので、今のところの所感をメモしておく。
なお、MS的な答えは提示されている模様。
Windows 10 IoT Core は Windows 10 エディションのファミリで、小型で低コストの産業用デバイス向けに最適化されています。IoT ゲートウェイやマイクロ キオスク端末などのデバイスに対応し、単一の基幹業務アプリが実行できるように設計されています。
ここ。
単一の基幹業務アプリが実行できるように設計されています。
IoT Core は、電源を投入すると指定したアプリが実行され、原則としてアプリの切り替えはできない。 これは、DIY的に遊ぶ分にはデスクトップでいろいろ切り替えたりすることができなくて面白みがないが、業務用の端末としてはむしろ利点だし、この1言の説明は非常に納得がいく。
自分が弄っているのは Raspberry Pi でDIY向けだし、基幹業務と言われてもピンとこない。 この辺りをDIY向けに翻訳すると、以下のようになるのではないかと思う。
というときに、Raspberry Pi のOSとして IoT Core を選ぼう。
一応、私的に感じている IoT Core の特色を列挙したけれど、ググればいくらでも出てくると思う。
- UWPを動かせる
- ○: Visual Studio で手軽に開発出来る
- ×: リアルタイム処理は苦手
- というか、本質的にリアルタイム処理はできない
- これは Raspbian でも一緒のはず
- 電源を入れたら指定したアプリが起動する
- ○: UWPアプリのライフサイクルを考える必要があまりない
- ×: 原則として動作するアプリは切り換えられない
- 色んなアプリを動かすホームステーションには不向きかも
- GPIOは普通に使える